Bitnami RedmineのデータベースにODBCで接続(その2)[Access]
本記事の前に、ODBC接続の共通の設定である以下の記事を参照してください。 Bitnami RedmineのデータベースにODBCで接続(その1)
Accessで新規の空のデータベースを作成します。
ツールバーの外部データより、「他のソースから」>「ODBCデータベース」を選択し、押下します。
外部データの取り込み画面で、下の「リンクテーブルを作成してソースデータにリンクする」を選択し、「OK」ボタンを押下します。
(上の「現在のデータベースの新しいテーブルにソースデータをインポートする」は、現時点のデータを抽出するのみです。今後のRedmineの運用を考えた場合、下のリンクテーブルの方が妥当かと思われます。)
データソースの選択画面で、上部のタブを「コンピュータデータソース」に切り替えます。
データソース名に前回記事で作成したODBC接続のデータソース(redmine_bitnami)がありますので、選択して「OK」ボタンを押下します。
テーブルの一覧が表示されます。右側の「すべて選択」を押下して、「OK」ボタンを押下します。
これでODBC経由でAccessにRedmineのデータベースを接続させることができました。
まだRedmineに設定を全く加えていないので、ほとんどのテーブルは空ですが、試しに「roles」テーブルを開くと初期設定のデータが表示されていました。
本来、Redmineの運用においては、データベースを意識して運用を行う必要はありませんが、
データの抽出や一括更新など効率的に管理を行いたいという場面もあるかと思います。
ただし、データを更新する際は、関連テーブルとの整合性に十分注意して作業を進める必要があります。
本投稿はここまでになります。
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